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ラジオの深夜放送のリクエスト葉書で〈祝日に殺人の列車が走る〉という十津川宛の挑戦状が届けられた。
有明海三角湾で東京在住の画家大田垣信也が水死体で発見された。熊本県警は他殺とみて警視庁に応援を求めた。
北海道のハメット大学日本分校に通う従弟・柏木太陽に恋占いを頼まれ、日美子は友人たちとライラックの香る札幌へ飛んだ。
殺された男が死亡推定時刻に電話をかけていた。その男は四年前の謎の焼死事件にも関与していたことが判明。
H・M・C(ヘヴィ・メタル・カフェ)という名の朽ち果てた店に集う若者たち。音楽と単車(バイク)、暴力と薬(ドラッグ)。
従三位の位を持つ二条夕霧麿警部は、即位の礼の警備のため、特命で、公安警備の責任者に抜擢された。
長崎の旧家で、長男の婚約披露パーティーの最中に、館の主人が「ふみえに…」の言葉を残して死んだ。
奔放な愛に生きるホリー。その魅力を、ロマンチックに、そして鋭く描き出したカポーティの傑作。
北陸・金沢駅に前後に到着した名古屋発「しらさぎ7号」と上野発「白山1号」から男女の死体。驚愕のダブル殺人の幕は上がった。
観光客で賑わう清水寺・音羽の滝で三十代の華やかな感じの女性が死んだ。
艶麗な舞姿で絶頂を極める日舞の名花芳沢胡蝶。198X年、新年の挨拶がわりにシリウスからねらわれたのは、胡蝶の命。
超豪華寝台特急「北斗星」に乗って旅立つグルメツアー。今度の殺人事件は秋の屈斜路湖のほとりで。
「お前の俳句は盗作だ」人気評論家・鏑木を告発した老人が、二日後ホテルで惨殺された。
ドラッグ、暴力、性的奔放、ホームレス、クリスチャン・ロック、不倫、犯罪、狂犬病スカンク、日常的精神科通い、ラジオ宣教師、離婚率の増加等の巨大都市NYに纒わるイメージを自壊に追い込むポップ・メタフィクション。
小樽運河に水尾正良の死体が浮かんだ。翌日父・土屋敏昭萩警察に自首したという。
大企業の御曹子である幼稚園児が誘拐された。だが、犯人からの身代金の要求は意外に少なかった。
不審な飛び下り自殺の巻き添えになった妹・静乃の死の際の心像を感受した兄・秋谷修一は、連鎖する殺人事件の鍵を握る記憶喪失の女・中川詩織に愛を感じつつ、人間の業の悲しさが生んだ惨劇の終末をみた。
都内のホテルで謎の男・神谷の死に直面した探偵・冴木涼介と隆親子。
映画界に異彩を放つワンマン監督、大柳登志蔵が謎の失踪をとげた。しかも『探偵映画』という野心作の撮影中に。
世界的超ベストセラー『バラの名前』であり、記号論の世界的学者でもある怪人に、三人の気鋭が果敢に挑戦する。
インディアン遺跡の発掘現場から突然姿を消した女性人類学者はいったいどこへ?妻を亡くし傷心のリープホーン警部補が追う失踪事件は、やがてチー巡査が捜査中の掘削機盗難と結びつき、思いがけない殺人事件へと発展した…。
スター・ウォーズ時代をめざしてレーザー兵器開発にしのぎを削るソ連の“輝く星”プロジェクトと米国の戦略防衛構想。
「枢機卿」から送られたフィルムが、KGBの手に渡ってしまった。その身に危険が迫る。
うだつのあがらない私立探偵のマロリーは、大晦日の夜、ひとり寂しく酒を飲んでいた。
未知なるものへの憧景と哀しみ。超能力者の苦悩をシリアスに描き出す、息づまるようなサスペンス・ホラーの世界。
昔馴染みのランスが現われたのは7月の末。彼は偶然知ったある土地成金を標的に、巧妙な詐欺の手口を案出したらしい。
羽田発札幌行の大型旅客機が岩手山ろくで墜落した。遭難者名簿の中に、愛人と同姓同名の女性を発見した男は首をかしげた。
印刷業者とぐるになって、完璧なニセ札造りに成功した桧山賢二と石渡謙吉のふたりは、ニセ札造りが事業として成立することを確信。
いま一歩で幸福を掴みかけたのに恐怖を運んできた男に邪摩されて運命は逆転した!!名手がその絶妙な筆致で描く、恐怖心理サスペンスの最新傑作六編収録。
「その夏、私たちは、ある事情から巨額の金をつくることに熱中していた」―大友克洋をアメリカに売り飛ばし一攫千金をたくらむ矢作一味は、この天才マンガ家のスランプ解消作戦に着手。
高級クラブ「パンドラ」のNo.1ホステスが猫と心中(!?)した。不審を抱いた深田光彦が行方不明。
上等の夫と健康な子供に恵まれ、幸せいっぱいの人妻・美穂子。女盛りの彼女に、ふと芽生えた不倫への甘い憧れ。
「宅配幽霊」「わたくし雨」「会社消失」「円盤銀座」「鏡よ鏡」…と、ふしぎな国の幻燈館に入ったように鮮やかなショート・ショートが52点。
ドイツ軍の空襲で両親とロンドンの屋敷を失った、英国の名門プラドロマン家の八歳の若き公爵ロビー・バーンズは、親族会議の結果、ニューヨークにいるという叔父のもとへ疎開させられることになった。
室町時代に真宗王国を築き、権勢を振るった本願寺の法主、蓮如は5人の妻に、27人の子を産ませた。
室町時代に真宗王国を築き、権勢を振るった本願寺の法主、蓮如は5人の妻に、27人の子を産ませた。
18××年初、イギリスのとある町の救貧院で、一人の男の子が生まれ落ちた。
主人公の孤児オリヴァーの運命の星は、いっそう酷薄に、光を失ったままである。
長野県諏訪署の刑事道原伝吉の夏休みは遅い。9月に入ってから、妻と娘と共に八ケ岳高原のホテルに出かけた。
ニコラス・クインが海外学力検定試験委員会の一員に選ばれた際、委員会は大騒ぎとなった。
オオブタクサなる寄っ怪な有害植物が現われたと聞き、シャンディ教授は英国を訪れた。
失恋と借金、失意の風見ゆう子は、自殺を決意して雪の北海道へ旅立った。
樫間高之との結婚を控えた森崎朋美は、式場での打合せの帰途、不慮の事故死をとげた。
「函館の青柳町こそかなしけれ友の恋歌矢ぐるまの花」―刺殺された浪人生・益子竜夫が死の直前につぶやいた啄木の歌。
大型台風が日本列島に接近しつつある初秋に、二階堂日美子は北九州市に旅立った。友人の伴多恵から招待されたのだ。
悪と対決すべき人間が悪の手に身をゆだねたとすれば―。絶大な権力をもつ警察組織は、つねに腐敗の危険をはらんでいる。
レジャーライターの釣部渓三郎は、友人の蟹江警部補と渡った八丈島で美女と出会った時から、相次いで起る事件に巻き込まれる。
ゴルフ場建設反対運動のリーダーで老人ホーム所長・由利勝が変死した。事故としか考えられない状況だ。
50口径ライフルの赤外線スコープが捉えた日本人少女の顔―ジャパンバッシングかまびすしいワシントンDCで起った不幸な交通事故を清算させるべく、元女性警官の指が引き金にかかった。
札幌のホテルで、小樽の美人画家が殴打殺害された。しかし“犯人”は、その時刻函館から青森へ向かう車中にいた。
改革派の書記長V.P.ポノマリョフの姿がマス・コミから忽然と姿を消した。当局の発表はインフルエンザ。
ユノキプロの“イベントキャスター”葉月麻子は、ともかく鹿児島へ飛ぶことにした。
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